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いろは匂へど [books]

先日、舞妓の出てくる漫画を借りて読み、京都に惹かれ。

いろは匂へど(瀧羽麻子 幻冬舎)

いろは匂へど

いろは匂へど

  • 作者: 瀧羽 麻子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2014/04/24
  • メディア: 単行本


初出は「星星峡」連載で、『浮雲ピクニック』を加筆修正したもの。
阿闍梨餅を持って早すぎる花見に出かけるところから始まる物語。
京都二条通に面した雑貨店を祖父母から継いで一人で営む、三十代女性。
渋々出席した西陣のパーティで、五十代の草木染職人と出会う。

主人公にはっきりと好意を持って通ってくる常連のアメリカ人。
色々と親身に、時には面白がって話してくれる行きつけの飲食店マスター。
その中に、ひょうひょうと強引に入ってくる職人。
工房に呼ばれ、草摘みに誘われ、宵山で会い、そうこうしながら親しくなる。
アメリカ人はあからさまに嫉妬するが、工房手伝いの女性と意気投合。
4人で遠出するなどし、主人公の日常は変化していく。

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桜姫 [books]

桜とは真逆の季節になってしまった。
ついにストーブをつけた。

桜姫(近藤史恵 角川書店)

桜姫 (文芸シリーズ)

桜姫 (文芸シリーズ)

  • 作者: 近藤 史恵
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2002/01
  • メディア: 単行本


歌舞伎界を舞台にした、今泉探偵と大部屋女形の小菊の物語。
シリーズ三作目と思われるが、それとわかる説明も何もない。
間に何作かあり、発表順に地道に調べるしかないのがじれったいが、
宝探しのような面白さもある。

招待券が届いて観に行った大部屋役者たちの勉強会の舞台。
そこで桜姫を演じていた注目株の銀京に声を掛けられる、梨園生まれの娘。
銀京は、かつて遊んだ経験のある娘の兄の病死に疑問を持っている。
娘もまた、幼い兄を殺す夢を頻繁に見るため、疑いを持っていた。
真相を調べたいと二人は一致し、娘は銀京に惹かれるようになる。

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おっぱい饅頭 [sweets]

2017-10-04T18:57:34.JPG
知内銘菓。
北海道木古内町、末廣庵。
姥杉伝説の授乳や安産信仰が由来の菓子だそう。
白餡の小麦饅頭をホワイトチョコでコーティング。
味はともかく、買うのも食べるのも妙に照れる。

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共通テーマ:グルメ・料理

散りしかたみに [books]

ついに雪虫を見てしまった。
寒さで本もうまくめくれない。

散りしかたみに(近藤史恵 角川書店)

散りしかたみに (書き下ろし新本格ミステリー)

散りしかたみに (書き下ろし新本格ミステリー)

  • 作者: 近藤 史恵
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 単行本


黒地に赤い花の表紙は怪談小説のよう。
歌舞伎の世界の、女形小菊と探偵今泉のシリーズ二作目(と思われる)。
今回の舞台はずばり歌舞伎座。
小菊の師匠が出ている演目の上演中に、無関係な花びらが一枚降ってくる。
誰が何のためにやっているのか、今泉に頼んで突き止めよと言われる小菊。

気乗りしないながら、命に従うが、楽屋で謎の女と鉢合わせした探偵は
この調査からは手を引くべきと逃げ帰ってしまう。
かえって不審に思い興味を持つが、別件の調査中に怪我をして入院する探偵。
小菊はその助手と、渋る探偵から指示を引き出し、調査を進めていく。

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ねむりねずみ [books]

これはこれで異世界。

ねむりねずみ(近藤史恵 東京創元社)

ねむりねずみ (黄金の13)

ねむりねずみ (黄金の13)

  • 作者: 近藤 史恵
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1994/07
  • メディア: 単行本


歌舞伎の世界を舞台にした推理もの。
初めに客席見取り図が描かれ、仮花道のある小さめの劇場を思い浮かべる。
それだけで気分が高揚してしまう。

物語は二人の人物によって語られていく。
まず、人気急上昇中で国宝俳優の息子の女形、銀弥の妻。23歳。
梨園とつながりのある父親に連れられて観に行った舞台で初対面。

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