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くまのパディントン [books]

毎年この時期は外国に行っていたのに、今年は札幌で寒さに震えている。
せめてもと。


くまのパディントン(マイケル・ボンド作 ペギー・フォートナム画 松岡享子訳 福音館書店)

くまのパディントン (世界傑作童話シリーズ―パディントンの本)

くまのパディントン (世界傑作童話シリーズ―パディントンの本)

  • 作者: マイケル・ボンド
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1967/10/01
  • メディア: 単行本


小学校中級以上の世界傑作童話シリーズ。
児童書だが、児童向けではないような気がする。
それとも自分が子どもっぽいのか。
へたな大人の浮気話なんかよりずっと楽しめる。

ロンドンのパディントン駅でブラウン夫妻に拾われるクマ。
ぬいぐるみではなく、本物らしい。
古ぼけた帽子と、スーツケースを手に、ペルーから密航してきたという。
首には「どうぞこのくまのめんどうをみてやってください」というタグ。
妻がほぼ即断で連れ帰ることを決める。駅の名をそのまま名付ける。

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南下せよと彼女は言う [books]

フェルメールで検索して出てきて、不思議に思って借りた。

南下せよと彼女は言う(有吉玉青 小学館文庫)

南下せよと彼女は言う (小学館文庫)

南下せよと彼女は言う (小学館文庫)

  • 作者: 有吉 玉青
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/07/08
  • メディア: 文庫


様々な国へ旅する6つの短編集。

『アムステルダムたち』はオランダ。
高校時代からの友人である男3人が、社会人二年目のゴールデンウィークに旅へ。
うち一人の両親がアムステルダムに住んでいる。
旅立つ直前に恋人ができた一人だが、言いふらさないようにといわれている。
彼女が好きなフェルメールの絵を見たりして、思いを馳せている。
しかし、言葉の端々で彼女のことに触れるうち、他の一人が疑惑に気づき、
マウリッツハウス美術館で、3人の恋人が同じ女性だと判明する。

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フェルメールの暗号 [books]

検索したら出てきた、似たようなタイトルの、児童書。

フェルメールの暗号
(ブルー・バリエット著 ブレット・ヘルキスト絵 種田紫訳 ソニー・マガジンズ)

フェルメールの暗号

フェルメールの暗号

  • 作者: ブルー バリエット
  • 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本


エドガー賞受賞の話題のYAミステリー!と、見返しに書いてある。
アメリカ探偵作家クラブ賞受賞の、ヤングアダルト向けミステリー。
一応児童書に分類され、半分ほどの漢字にルビが振ってあるが、
アダルトが読んでも子どもっぽさに閉口したりはしない内容。

原題はChasing Vermeer
主人公はシカゴ大学付属学校6年生の男子と女子、二人。
男子はパズルが好きで、ペントミノという12個のピースからなるものを
常にポケットに持ち歩き、その象徴のアルファベットをおみくじのように使う。
女子は美術や本が好きで、いつも何かしら考え事をしている。

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フェルメールの仮面 [books]

藝大の読んでから、美術のタイトルに目が留まるように。

フェルメールの仮面(小林英樹 角川書店)

フェルメールの仮面

フェルメールの仮面

  • 作者: 小林 英樹
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/09/01
  • メディア: 単行本


フェルメールの贋作疑惑を取り上げた物語。
主人公はパリの私塾で学んだ画家で、模写技術にも長けている。
小樽の絵画塾を手伝い、模写を集めた美術館を作る企画に携わる。

そんな中、恩師の紹介で謎のアメリカ人が旨い話を持ってくる。
桁外れの資金や作品の提供に怪しさを感じながらも魅力を断ち切れず、
依頼にこたえていくうちに、フェルメールの贋作の謎にも迫っていく。
最後は、恩師たちの裏切りを知り、真相を暴こうとするが行方不明になる。

主人公は絵画塾の娘となんとなくいい仲になっている。
また、昔の知人女性も近づいてきて、背中を押される。
慎重派と行動派の二人は対照的だが、迷う主人公の協力者となる。

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花祭 [books]

点字ブロックの上を蟻が歩いていた。
数日前まで雪が覆っていたのに、一気に春が押し寄せている。

花祭(平岩弓枝 講談社)

花祭

花祭

  • 作者: 平岩 弓枝
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1981/08
  • メディア: 単行本


時代小説ではない平岩さん作品。
5章からなる長編。
主人公は35歳の男で、藤沢の化粧品会社で香水の調香師をしている。
そこへ入ってくる40歳の美しい人妻がヒロイン。

下北沢の実家の姉夫婦が仕事でジャカルタに行く機会に、結婚話が進む。
親交のあった所長の娘、22歳と勢いで結婚し、実家住まいになる主人公。
しかし同居を始めると、年の差を実感し、妻とは疎遠になっていく。
一方、仕事を共にする人妻に淡い想いを抱くように。

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日曜哲学クラブ [books]

タイトルに惹かれて借りたものの・・・

日曜哲学クラブ(アレグザンダー・マコール・スミス 柳沢由実子訳 創元推理文庫)

日曜哲学クラブ (創元推理文庫)

日曜哲学クラブ (創元推理文庫)

  • 作者: アレグザンダー・マコール・スミス
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2009/08/20
  • メディア: 文庫


スコットランドの古都エディンバラに住む、知的で好奇心旺盛な女性哲学者。
という主人公の話とあって、ミス・マープルのようなものを想像した。
全然違う。

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面白南極料理人 [books]

もっと寒いところの話を読めば、ここが温かく感じるかもしれない。
と期待したわけではないが。

面白南極料理人(西村淳 新潮文庫)

面白南極料理人 (新潮文庫)

面白南極料理人 (新潮文庫)

  • 作者: 西村 淳
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/09/29
  • メディア: 文庫


和田誠さんの表紙絵にはペンギンが描かれている。
が、話の舞台はウイルスも生存できない極寒の南極ドーム基地。
第30次南極観測隊に参加した海上保安官の著者が、
第38次南極観測隊ドーム基地越冬隊に選ばれ、
昭和基地から一千キロ離れた標高3800m、
平均気温マイナス57℃というドームふじ観測拠点で1年過ごす。
総勢9名の男性隊員たちの日々を面白く描いた本。
好きな映画、南極料理人の元となった本、と記憶している。

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お召し上がりは容疑者から [books]

よくない通知が連日舞い込み、意気消沈。
寒いと思ったら雪まで降ってきて。

お召し上がりは容疑者から(似鳥鶏 幻冬舎文庫)

パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から (幻冬舎文庫)

パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から (幻冬舎文庫)

  • 作者: 似鳥 鶏
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2013/09/04
  • メディア: 文庫


パティシエの秘密推理とあり、ケーキと拳銃をのせたトレイを持つ男が立つ
絵本のような表紙をみれば、どういう感じか予想はつく。
ので、読まずにいたが、似鳥さんファンとなったので借りることに。

舞台はビル街にある煉瓦の三角屋根、喫茶プリエール。
一人称の俺は亡き父のあとを継ぎ、弟がケーキ類を作っている。
おっとりして端正な顔立ちの弟は元警部で、推理の才能を認められていた。
後輩で県警秘書室にいる女性巡査、直ちゃんが復帰をくどきに通ってきて、
連れ戻さないかわりに兄も巻き込んで事件解決に協力させるという展開。
動物園もののときと同様、作者本人の注釈が時々載っている。
動物のたとえも、ちょいちょい出てくる。

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フクロウが多すぎる [books]

野鳥の動きが賑やかになったような気がする、暖かい日。

フクロウが多すぎる(シャーロット・マクラウド 高田惠子訳 創元推理文庫)

フクロウが多すぎる (創元推理文庫)

フクロウが多すぎる (創元推理文庫)

  • 作者: シャーロット マクラウド
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1992/06
  • メディア: 文庫


裏表紙の説明にシャンディシリーズ最新作!とあり、何巻だかわからないながら、
折り返しのシリーズ一覧のひとつまえがオオブタクサになっていて、
これが第六弾だろうと信じて借りた。
やられたと気づいたときには遅かった。
これは第八弾。六と七は創元からは出ておらず、かつ、図書館にもなかった。

前作をどっぷり引き摺っているわけではないが、最初から知らない人がいる。
十月の夜、シャンディ教授はキャンパス裏の森でフクロウ数えをしている。
毎年開かれるイベントで、チームを組んで担当範囲のフクロウを記録するもの。
馴染みの学長と、畜産のストット教授、新顔の植物誌女性准教授、
さらにテレビ局建設管理者なる若い男が同グループ。

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最後の秘境東京藝大 [books]

上京ついでに、知人たちに会ってもらった、のではなく、
人に会うついでに東京を歩いた、というほうが正しい。
わざわざ休みを取ってもらって、隣県のK氏にも時間をいただく。
在住時も降りたことのない駅の、うすら寒いカフェでケーキなんぞ食べ、
堂々とK氏を記念に盗撮し、こんな本を借りた。

最後の秘境東京藝大 天才たちのカオスな日常(二宮敦人 新潮社)

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

  • 作者: 二宮 敦人
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/09/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


ショッキングピンクの広告帯に、全国書店で「売上1位」続出!
と書いてある。眉唾だ。奥付を見る。
一か月半で6刷になっていて、唾を拭いた。

はじめに、とあり、奥様は藝大生と始まる。
作者の妻が現役藝大生で、その言動が面白く、学校を調べようと思いつく。
ここを読み終わってもまだ、これが小説だと思っていた。

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