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岩合光昭ねこ科展 [etc...]

正式名称、これでいいんだろうか。

ねこ科 THE CATS

これじゃなんのことだかわからない気もするが、
ポスターなどで目立つのは写真。
猫、ライオン、虎、じっとこちらを見つめている。
「ねこは野生動物だ。」というキャッチコピー。
下のほうに小さく、岩合光昭初の野外写真展と書いてある。

札幌芸術の森野外美術館
2017.4.29-7.23
5月21日と7月17日は岩合さんのトーク&サイン会がある。


猫好きでなくとも、その名は聞いたことがあるに違いない動物写真家。
岩合光昭さん。
ネコだけではなく、ライオン、チーター、トラなどネコ科動物の写真展。

入口から、ねこの橋、ねこの丘、ねこの森、ねこの家とゾーン分けされている。
橋は、欄干にパネルが貼られており、うーん・・・見づらい。と、通り過ぎる。
丘は、ほほうと立ち止まる。丸い丘の斜面に沿って、パネルが並んでいる。
元々そこにある作品はそのままで、それが少々違和感あり。
背景もなんとなく合わせてあり、走る姿などが実際の景色と調和するものもある。
人間より大きなパネルで、ネコは巨大に、ライオンなどはそれらしく見える。

森は、そこ自体がもともと木の整列する作品的空間で、
写真パネルもそれに沿って立てかけられている。
ネコの列、それ以外の列が対比するように置かれ、違いも楽しい。
ちょうど木の部分が写真と繋がるものもある。
丘よりは穏やかに、隠れていたり寝ていたり、眼を光らせていたり。

家は、佐藤忠良記念子どもアトリエの中の屋内展示。
ここは普通に壁に貼ってあり、やはりこれが馴染み深く鑑賞しやすい。
同じような体勢のネコとネコ科動物が並べられている。
昼寝も、ネコは道端で、ライオン?は地平線の見える崖上で。
その差は凄まじいけれども、比べると、そうかネコも仲間だなと感じる。

岩合さんの写真は、ただの動物のアップでかわいいだのかっこいいだのに終わらない。
彼らの置かれている状況がわかるように、背景も取り込んでいて、臨場感がある。
ネコも住む地域によって顔つきが違う。日本の猫がやはり好み。
時間や天気、季節や土地柄も想像しやすく、写真なのに動画のように見えてくる。
野外で、現実の風に吹かれながら、鳥の声を聞きながら見ると確かに迫力が増す。

ただ、割と狭い範囲にばばっと並んでいるだけなのが残念。
せっかく広大な美術館(という名の森)なのだから、作品をもっと散らしてもいいのでは。
植生保護や作品管理を考えると、そう簡単ではないのだろうけれども、
笹藪の中に潜ませたり、岩の上に載せたり、一枚ずつにしたらもっと楽しかったはず。

工芸館に展開しているグッズ販売の規模には目を瞠った。
そこにも写真が掲示されていて、ここだけでも結構楽しめる。


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