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榮太楼の一文字桜餅 [sweets]

東京に行ったらぜひとも老舗の和菓子を食べようと思っていた。
季節感のある、そこでしか手に入らない生菓子。
日本橋で、榮太楼総本舗の本店へ行き、手土産用と自分用に購入。


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本店の建物は、古いビルで渋い。
喫茶スペースもあるが、買ったものをその場で食べる雰囲気ではない。
ショーケース内を、怪しまれるほどに吟味して、
やはりこれだろうと、桜餅。
ただ、桜餅だけでも5種類ある。

江戸風の一文字桜餅の紅白と、関西風の道明寺桜餅の紅白草。
あとで知ったが、こし餡、つぶし餡、半小豆餡と使い分けているらしい。
芸が細かい!
手土産には一文字と道明寺をひとつずつ。

自分用には一文字桜餅の紅。半小豆餡。
ほっくりした餡が、むちっとした小麦生地でクレープのようにくるりと巻かれ、
香りのよい桜葉の塩気がちょうどよく後味に余韻を残す。
春ですよー、と胃から脳へ伝令が走っていく。
初めて食べた江戸風桜餅。
道明寺のような粘っこさがなく歯切れがよいので、餅が苦手な自分好み。
硬くなるのが早そうなところも、生菓子らしくてよい。

あとは、冬季限定らしい金鍔のごま味と、春らしい日本橋まんじゅう桜あん。
空港の土産店なんかにもありそうだが、本店で買った、というのが大事。
自己満足で、あとから食べてみた。

榮太楼の始まりからある金鍔は、さすがの貫禄。
ごくごく薄い小麦生地で餡を包み、ごま油で焼くので香りもよい。
ねっとりせず、いい塩梅の甘さに炊かれたあんこが旨い、丸いやつ。
ごまは、さっくりほろり、贅沢な味わい。
日本橋まんじゅうはバターなども使った小さな洋風饅頭。
中は黒っぽい餡で、桜の香りがふんと鼻をくすぐる、割とありがちな感じ。



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