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北菓楼の麩まんじゅう [sweets]

福岡では、むちむちしっかりした熊久と、粘りある柔らかさの鈴懸とを
思い出したように求めて食べていた。
西のほうの菓子だと思っていたが、身近で見つけて喜びを抑えられず購入。

北菓楼の麩まんじゅう
DSC08318.JPG

北菓楼でも、和菓子を扱う店舗は少ない。
しかし、ここの生クリーム詰めシュークリームや、水分の多いバウムクーヘンや、
客の大半が取りつかれたように買っているおかきなどの看板商品より、
数の少ない和菓子を自分は好んでいる。
特に通年商品のよもぎ饅頭が気に入りだが、
季節もので麩まんじゅうを出しているとは知らなかった。

3個入りのみ。
容器の隙間から笹の香りが漏れてくる。
麩に練り込まれているのは青海苔。中は粒あん。
手にくっついてくるほど柔らかく、ほとんど餅に近い感触だが、
ぷつりと噛み切れる歯ごたえは、餅のような重苦しさがない。
海苔の風味もわかり、麩自体に甘さはほとんどなくさっぱりしている。
十勝産小豆の粒あんはさらさらしており、全体に軽い食べごたえ。
(産地の書かれない小豆はどこのものなのだろう)
ねちっこく重い大福でもなく、ふわふわの饅頭でもない、この風変わりな食べ物は、
滅多に手に入らない希少価値も含めて時々恋しくなる夏の菓子。
やるなあ、北菓楼。

ちなみに、和菓子の中で一番好きといってもいい水まんじゅうもあった。
4個入りで要冷蔵という条件に断念したが、かわりに水ようかんを購入。
まだ冷蔵庫で静かに冷やされている。

ついでに写っている、六花亭の梅シロップは、トロリと濃い期待通りの味で、
水割りはもちろん、湯で割っても美味しい。酸味と甘みの加減が絶妙。
奥にあるのはレンブという南国の果物で、台湾で必ず食べる好物。
沖縄産を見つけて購入したが、台湾のほうがずっと美味しかった。

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