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夢と狂気の王国 [etc...]

久々にDVD。
財源は友人M。
アッシーくらい買って出ないと罰が当たる。

夢と狂気の王国(砂田麻美監督 2013.11.16公開)

夢と狂気の王国 [DVD]

夢と狂気の王国 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • メディア: DVD


スタジオジブリを題材につくった映画。
ドキュメントではあるが、ただの記録や紹介、解説ではない。



『風立ちぬ』制作中の宮崎駿監督とスタッフ。
『かぐや姫の物語』(高畑勲監督)制作中のチーム。
鈴木敏夫プロデューサー。
同時進行で各々が色々やっている様子を、現場インタビューを混ぜ、繋いでいく。

正直なところ、なんだかよくわからない。
わからないのに、観てしまう。

映し出されるのは、和気あいあいと作品に向かう姿ではない。(少しはあるが)
互いに評価しつつ、尊敬しつつ、腐れ縁のように仕方ねぇなと思いながら折り合いをつけ、
正面切ってぶつかりあうことはなく、しかし恐らく言葉にせずとも何かを感じている、
プライドもあり、我が道をいく、少年のようなおじさんたち。

わかりやすい難問だの、眉唾の感動秘話だの、そういうものはない。
さすがに駿さんは名言らしきものをいくつか発しているものの、
そこで観客を感動させようといったみえみえな意図は感じさせない。
スタジオを出て、アトリエに帰り、次々とカーテンを閉めて回る駿さん。
ぼそぼそと夜食?をつまみながら、思いついたことを喋っている。
生活感あふれる画はなく、といって気取った感もない。
作られたものがない、ようにみえる。

昔の映像が差し挟まれると、若いころとは顔つきが全然違う。
駿さんの息子氏も出てくるが、こちらは異様に悪印象。
ぎらついた若さが、何やら恐ろしい。
特典映像にも登場する、スタジオにいる猫は魅力たっぷり。

ジブリの映画だが、ではジブリの何がわかるかといえば、返事に困る。
変な映画だ。
駿さんを崇拝する人々の物語ではなく、予想以上にドライな人間関係もみえる。
子どもに夢を与えたい、というありがちなメッセージ性は薄い。
自分のやりたいことをやる、その難しさと、面白さを思い出させてくれる。

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